2013年7月、仙台に拠点を置く弱小芸能プロダクション「グリーンリーヴス・エンタテインメント」は所属していた最後のタレントにも逃げられ、危機を迎えていた。
そこで打開策として社長の丹下順子はアイドルグループの結成を思いつく。
さっそくアイドルのスカウトを始めた事務所のマネージャー、松田耕平は公園でひとり口ずさむ少女を発見する。
その歌声に魅了された松田は声をかけてみるものの、彼女はアイドルという言葉を聞いて立ち去ってしまう。
その彼女は、かつて人気アイドルグループI-1clubの中心メンバーだったものの、とある事情からグループを脱退していた島田真夢だった。